よく花瓶などを飾る装飾テーブルのレストアの事例紹介です。
円形テーブルを半分にした形で、旋盤加工による脚の装飾が美しい三本足のテーブルです。
花瓶などを載せてロビーや部屋の壁を背に設置されることの多い装飾用のテーブルです。
脚のホゾが1か所完全に破断しています。
天板にも白く変質してしまった個所がかなりはっきりとあります。
破損したホゾの再生と天板の白化箇所を取り除く作業を目標に、工房に持ち帰り、作業台に逆さにして置いて詳しく見てみると・・・
ほぼすべての接合部に隙間があり、このままでは強度的に問題がありそうです。特に生花を生けた花瓶などの重たいものを載せることを考えると危険を感じます。ご依頼主に連絡し、これらの問題全てを解消する方針となりました。
今回作業の様子を工程順にタイムラプス動画にしました。
突然手元の動画でスタートするので、わかりずらいモノとなってしまいましたので、
動画を撮影している周囲のわかる写真をのせておきます。
この動画は上の写真の「③組み立てテーブル」の様子を上から撮っています。
最初にテーブルの脚の先端にピントが合ってしまい、全体にピンボケです、すみません。
手元が撮れるのでこの位置にiphonを置いたのですが、どうもわかりづらいようです。次の工程以降はもう少し引いた視点で撮っていきます。