厚さ12センチの無垢の天板の座卓の再塗装を依頼されました。
この座卓、奥様のお父様が使われていたものを譲り受けられたとのことでした。
塗装を削り取ってみると、美しい年輪が塗装の下から現れました。
この年輪を活かした仕上をご提案したところ採用され、再塗装の方針が決まりました。
脚をねじ込んだ時にすり傷ができないように、0.2ミリ厚のドーナッツ状突板を貼りました
納品にうかがった際、桜の樹皮で作られた茶たくに載せた「そば茶」をごちそうになりました。
この座卓は、お部屋の他の調度品と調和していました。これも無垢の木の持つ不思議な魅力の一つです。
ご参考に今回の作業費は輸送を含め税込み約10万円でした。