木下地の色合わせです。少しづつ色を濃くして合わせていきます

引出の表面も改めてよくクリーニングして色合わせです。いい感じの木目が出てきました。

塗装開始です。オリジナルにならい、漆を使いました。何度も塗り重ねて色と艶を合わせていきます。

下地の木工作が終わり、次は色合わせです。最終的に仕上げの塗装がのったらどんな色になるか考えながら、少しづつ濃くしていきます。引出の表面板も同様に色合わせします。しっかりクリーニングしたらいい感じの木目が浮かび上がってきました。これを活かせるよう色味を調整していきます。
下地の色調整が終わったらいよいよ仕上げの塗装です。漆を使って布のタンポで刷り込んでいきます。特に新しい木材になった突板の部分は艶がでてきて周囲となじむまで何度も刷り込みます。一度刷り込みと2日は乾燥時間をとらなくてはならないので、この間一カ月以上の時間がかかっています。今回は納期にゆとりのあるご注文だったのでこんなこだわりも可能になりました。(1-4につづく)