単なる塗りに直しを超えたホゾの再生やリメイクをする練馬の家具レストア工房です。
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家具修理事例紹介

制作品の事例紹介(1-2)

無垢の桜は硬く、十分乾燥しているにもかかわらず、しっかりとした重みがあります。昇降盤で床材特有の溝や凸部を切り飛ばします。縦に継ぐので邪魔になる底の部分の凹みはベルトサンダーで削り落としました。後工程の作業が進めやすい形 …

制作品の事例紹介(1-1)

今回ご依頼いただいたのは、長年愛用されてきたミシンを展示する台座の制作です。ご自宅の改装ために持ち物を整理していたところ、大切にしまってあったミシンが出てきたので、改めてをこのミシンを活かしたいということでした。 また、 …

家具レストアの事例紹介(3-5最終回)

こつこつ作業を続け、やっと形になってきました。貝が浮いていたところは下地と貝の間に黒の漆が入り込み、青く反射するようになりました。こうした個所はオリジナルとは異なっているのですが、これはこれで美しい仕上がりです。工芸品の …

家具レストアの事例紹介(3-4)

まず脚を黒漆で塗っていきます。最初は木地にしみ込み艶引きしますが、塗り重ねるたびに艶が上がってきます。毎回研ぎ出しして面を整え、艶を合わせていきます。だいたい10回ほどこの作業を繰り返し、ほぼ満足できるレベルになりました …

家具レストアの事例紹介(3-3)

欠損していた足を削り出して復元していきます。オリジナルの脚にはリブ上の突起があり、この稜線から下が赤く塗られているデザインです。ですので木片を貼り足してでもこのリブ形状の復元には力を入れました。またS字型にカーブした優雅 …

家具レストアの事例紹介(3-2)

まず、外れていた部材を接着します。仮固定の際、ビスが貫通してしまいましたがビス穴は後から補修できるので今は気にしません。むしろ接着の時に隣り合う表面が面一になるようことが重要です、面が出ていないと後で模様がつながらなくな …

家具レストアの事例紹介(3-1)

貝を埋め込んで黒の漆で仕上げられた、華麗な印象の平机のレストアのご紹介です。 レストア前の写真をしっかり撮りました。脚と腰の部分が外れ、脚の先端が欠損している箇所があります。 部材の外れた個所を観察すると、どのように作ら …

家具レストアの事例紹介(2-7最終回)

今回金具の複製も行ったので、作業量は多い方でした。実は引き戸の向かって左側と一番下の引き出しの鍵穴の金具が樹脂製です。こう言われても見た目には全くわからないと思います。木目の風合いも残っているので時代を経た味が色濃く出て …

家具レストアの事例紹介(2-6)

金具の塗装をして組み立てます。鉄製の金具を単に黒く塗ると、艶や風合いが妙に新しくなって浮いてしまいます。バーナーで炙ってあえて艶や色味を押さえ、周囲の雰囲気に合わせてから組みつけます。釘は数が多いので大変ですが、案外目立 …

家具レストアの事例紹介(2-5)

砥の粉を刷り込んで布で磨いて仕上ていきます。艶消しの和風の風合いが出てきて桐のタンスらしい表情になってきました。 この間、ほとんど写真が撮れていません。手が粉だらけでデジカメに触れなかったのと、夢中で作業していただめです …

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