単なる塗りに直しを超えたホゾの再生やリメイクをする練馬の家具レストア工房です。
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家具修理事例紹介

家具レストアの事例紹介(2-4)

乾燥の進んだ木は、木目に直行する方向に縮みます。木目の方向にも縮みますが縮む距離に差があるので、背板や引き出しの底の板の継ぎ目に隙間ができてしまいます。隙間にあったサイズの木片を桐材から切り出して、テーパー状の形に整え接 …

家具レストアの事例紹介(2-3)

金具の取り外しの際よく観察したところ、このタンスは以前に洗いに出されていました。いわゆる桐のタンスの洗いとは、今回同様にすべての金具を一旦取り外して、桐材に鉋をかけて表面を削りなおして仕上げることを言います。当然桐材はそ …

家具レストアの事例紹介(2-2)

まずは全ての金具を外します。三段に分かれるタンスなので接合金具が16個、その固定釘が160本、引手が11個、その固定金具や引出の鍵の金具等全部で200以上の部品数です。釘以外は全て再度使用するので傷めないよう慎重に取り外 …

家具レストアの事例紹介(2-1)

桐のタンスのレストアのご紹介です。作業前のタンス全体の写真を撮り忘れてしまいました。 今回結構悩んだのが、金具が外れてなくなってしまっているところが数か所あったことです。幸い、まだ残っている金具で、どんな形の金具が以前つ …

家具レストアの事例紹介(1-4最終回)

仕上に使った漆はワシンの「合成漆」です。「ため色」を10回ほど刷り込み、色と艶が整ったところで「透明」に切り替えて仕上げました。本物の漆にはない透明度の高い色もあるので、こんな方法で色が濃くなり過ぎることなく、豊かな艶を …

家具レストアの事例紹介(1-3)

下地の木工作が終わり、次は色合わせです。最終的に仕上げの塗装がのったらどんな色になるか考えながら、少しづつ濃くしていきます。引出の表面板も同様に色合わせします。しっかりクリーニングしたらいい感じの木目が浮かび上がってきま …

家具レストアの事例紹介(1-2)

まずは木工作で突板の補修をします。引き出しの表面が反っているので直します。新木場の「もくもく」で買ってきた木目のあいそうな銘木から切り出して、なくなっていた突板を用意し、ついでに目地棒も切り出します。天板のテープは厚手の …

家具レストアの事例紹介(1-1)

大正時代のタンスの修復を依頼されました。無垢の木でできた、小ぶりながら重量感のあるすてきなタンスです。まずはざっとクリーニングして修理すべき個所をよく観察します。当初は欅製だと思っていたのですが、クリーニングしてみると、 …

家具リペアの事例のご紹介(4)

漆塗りの和机の補修です。長年使われてきて細かな傷と湯呑の白い跡がありました。写真はこの数枚しか残っていませんが、塗装の回数は20回を超えます。一回塗るごとに乾燥させ、水研ぎペーパーで研磨して、最終的には専用のコンパウンド …

古時計のリメイク(2)

電波時計のムーブメントを移植して組み立てます。古くて新しい時計に生まれ変わりました。   古いものを今の生活に活かしたいとお考えの方、jcraftの橋本までなんなりとご相談ください。メールや電話でのご相談は土日 …

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