ところどころ塗装の傷んだコーヒーテーブルを塗り直してほしいとのご依頼を受けました。

天板のガラスをおろして、テーブル本体のみ工房に引き取り、作業開始です。

まずクリーニングします
比較的濃い色に仕上げられているので、塗装のはがれは目立ってしまいます。
ガラス固定のための両面テープをきれいに取り去ります
塗装を傷める溶剤はこの作業に不向きです
シールはがしという商品が最適です。取材はオレンジオイルのようです。
綺麗に取り去りました
次に塗装の当たり傷を一つ一つタッチアップしていきます
全塗装という方法もありますが、色さえうまく合わせればタッチアップの方がオリジナルの質感が活かしやすいです
タッチアップ終了、仕上げの塗装に入ります
一回目のクリヤー塗装の終わったところです。艶消しのクリヤー塗料を使っています
2回目の塗装、まだ乾燥する前に撮影しました。乾燥すると艶消しになります。
24時間自然乾燥させました。艶が落ち着き、オリジナルの質感が戻りました。完成です。