単なる塗りに直しを超えたホゾの再生やリメイクをする練馬の家具レストア工房です。
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月別アーカイブ: 2022年7月

事例紹介(106) 猫ちゃんの椅子修理

「脚はご自身で接着してお使いください」訳すとこんな感じでしょうか。製造者責任はどの国のメーカーにとっても重いものなのです。修理にしても同様です。 木工用のネジ切り工具はあるのでしょうか、またネジの規格はどうなっているでし …

事例紹介(105) 造り付け折り戸の修理

「収納扉のヒンジが壊れたので直してもらえないか。」という電話から始まりました。 今回ご紹介する事例は、ほとんど写真が撮れてなく、ご紹介するのをあきらめようともしたのですが、同様の不具合でお困りの方も多いのではないかと気づ …

事例紹介(104) 小ぶりなサイドテーブルの修理

天板の芯材にはパーティクルボードのような、木毛板が使われていました。この板を貫通してたくさんのステープルで脚を止めてあったのですが、ステープルが錆びていて木毛版の繊維ごと一緒に外れてきました。このような材料は目にしたこと …

事例紹介(103) COUNCILL製センターテーブル修理

「アメリカの大統領が使っていたのと同じモノなので、修理して使い続けたい」と、脚の外れたセンターテーブルの修理を依頼されました。 調べてみると、「これと同じデザイン、大きさのセンターテーブルがクリントン大統領の執務室に置か …

事例紹介(102) アメリカ製バタフライテーブルの修理

今回の修理の目的は、折れた脚を直すことですが、この折れた場所は最も力のかかる場所であると同時に、その付け根の部材には修理の跡があり、単に折れたものを繋ぐだけでは必要な強度が得られないことがわかりました。修理の当初計画では …

事例紹介(101) 両袖デスクの修理

重厚なデスクの修理をしました。その佇まいから松本民芸家具の製品ではないかと思っていたのですが、デスクの裏側に、剥がれかけたタグの断片を見つけた時「やはり」と思いました。松本民芸家具には信州の厳しい風土が育むものなのでしょ …

事例紹介(100) 電話台の修理

今回のご依頼の直接の理由となった不具合です。引き出しを引き出す度に、症状がますますひどくなりますし、なによりこんな状態では使っていて不便です。 実はここが、今回の修理で最も大変だった個所です。この裂けめの裏は空洞になって …

事例紹介(98) ガタつく回転いすの修理

ガタつくのは脚が床に均等に接していないからです。均等に接するよう脚を切り詰めればいいのですが、単にそれだけ処置したのでは同じ不具合が再発したり、使っているうちにさらに進行する恐れがあります。何故均等に接しなくなってしまっ …

事例紹介(97) 背もたれが籐編みの椅子修理

長年背中を支え続け、籐編みが切れてしまってます。座面は本革張りです。籐編みは交換し、座面は破けてしまったものは新しい革に交換、まだ使えるものは革に栄養を与えるメンテナンスをします。 フレームに傷をつけないように溝底のステ …

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